【かもめ食堂などなど】小林聡美さん主演シリーズの世界観が好き。

【かもめ食堂などなど】小林聡美さん主演シリーズの世界観が好き。

大好きなAmazonプライムでよく見るものがあります。

私は気に入ると、何度でも見るたちなのですが

 

小林聡美さんが主演をしている映画が大好きで

結構な頻度で見返しています。

最近は、ほぼ毎日?

 

同じ制作スタッフさんたちなので、

出演される方々も同じ方が多いです。

 

とても、やわらかく、透明で、

自然で・・・

 

その世界に溶け込んで・・・

 

全てが、心地よいのです。

 

 

【かもめ食堂】

夏のある日、ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という小さな食堂がオープンしました。

その店の主は日本人の女性サチエ(小林聡美)でした。

道行く人がふらりと入ってきて、思い思いに自由な楽しい時間を過ごしてくれる、

そんな風になればいい、そう思ったサチエは献立もシンプルで美味しいものをと考え、

メインメニューはおにぎりになりまして。

しかし、興味本位に覗く人はいましたが、来る日も来る日も誰も来ない日が続きます。

それでもサチエは毎日、食器をピカピカに磨き、夕方になるとプールで泳ぎ、

家に帰って食事を作る、そして翌朝になると市場に寄って買い物をし、

毎日きちんとお店を開く、ゆったりとしてヘルシンキの街と人々に、

足並みを合わせるような、そんな時間を暮していました。

サチエは、毎日真面目にやっていれば、いつかお客さんはやってくる、

とそう思っていたのです。(C)2005 かもめ商会

【監督】

荻上直子

【主演】
小林聡美
片桐はいり
もたいまさこ

 【めがね】

春まだ浅いころ。この世界のどこかにある南の海辺の小さな町に不思議な予感が漂う。

「来た」プロペラ機のタラップを降り、小さなバッグひとつを手に浜を歩いてくる、

めがねをかけたひとりの女。待ち受けていた男と女に向かい、彼女は深々と一礼する。

静かな波が寄せては返す。時を同じくして、同じプロペラ機からもうひとりの女が降り立った。

名前はタエコ(小林聡美)。大きなトランクを引きずりつつ、手描きの地図を片手に浜を歩き、

奇妙ななつかしさの小さな宿・ハマダにたどり着く。

出迎えたのは宿の主人ユージ(光石研)と愛犬コージ(ケン)。迷わずにたどり着いたタエコに彼は

「才能ありますよ」と告げる。「ここにいる才能」。

次の日宿の一室で朝を迎えたタエコの足元に不敵な微笑みを

たたえためがねの女サクラ(もたいまさこ)の姿があった。

それから起こるのはいちいち不思議なことばかりだった。(C)2007 めがね商会

【監督】

荻上直子

【主演】
小林聡美
市川実日子
加瀬亮

【プール】

4年前、祖母と娘さよのもとを離れ、チェンマイの郊外にあるゲストハウスで

働き始めた母・京子(小林聡美)。大学の卒業を目前に控えた今、さよ(伽奈)は

そんな母を訪ねて、一人、チェンマイ国際空港に降り立つ。

迎えに現れたのは母ではなく、母の仕事を手伝う市尾(加瀬亮)だった。

小さなプールがあるゲストハウスにはビー(シッテイチャイ・コンピラ)という名前の

タイ人の子供と不思議な空気感を持つオーナーの菊子(もたいまさこ)がいた。

さよは久々に会った母が、初めて会う人たちと楽しそうに暮らしている姿を

受け入れることができず、戸惑いを感じていた…。(C)2009 プール商会

【監督】

大森美香

【主演】
小林聡美
加瀬亮
伽奈

 

【マザーウォーター】は見ていないので

割愛します。

 

まず、タイトル。

「かもめ食堂」「めがね」「プール」

すごくシンプルですよね。タイトル通り

作品の中身もシンプルなんですよね。

 

なんだかタイトルの響きだけで、この作品の雰囲気が伝わってきませんか?

まろやかで、角がない、まあるい、おだやかな感じが。

 

特別、大きな事件が起きるわけではなくて

ゆっくりと時が流れて、それぞれの登場人物が

「いい味」を出しているんです。まさに、「味」をだしている。

 

こんなにも、自然体で、見ている側の心をリラックスさせる役者さんたち

いらっしゃるのね、と改めて思います。

 

私にとって、この作品たちはリラックスなんです。

 

癒されるんです。役者さんの演技も、料理を運ぶ音も、シンプルなのに美味しそうな料理も、

ナチュラルなお洋服も・・・

全てのシーンが、愛おしくて、なぜか身近なところにあるような。

 

そして、なんとなく感情移入をしながら見ることができるんです。

 

現代人は日々、忙しく、毎日があっという間ですよね。

日常がおざなりになっていたりして。

 

でも、この作品たちを見ていると、

あたたかな世界観、ゆったりとしたときの中で・・・

 

まさに、リラックスできるんです。

 

感情が大きく揺れることもなく、ただ静かに見ていられる。

だからこそ、私はこの作品たちを

疲れることなく、何度も何度も見ているのだと思います。

まるで、生活の一部みたいに。

 

特別、派手なことがない。だからこそ、疲れないんですね。

 

だからこそ、大好きなのです。

 

この小林聡美さん主演シリーズの中で

唯一、連続ドラマがあります。

それが、【パンとスープとネコ日和】なんです。

 

【パンとスープとネコ日和】

 

笑うときは、だれかと一緒だ。

何だか懐かしい組み合わせで、再び新しいお店が、イマ、静かに力強くオープンします。

人はどこから来て、どこへ行くのか。そんな漂流の時間の中で、
ふと訪れる人との時間。そこにあるのは、優しいスープとサンドイッチ。
おいしいモノを食べたときの幸せは、人の心を新しい気持ちにしてくれたりするかもしれません。
あなたも、アキコとしまちゃんのいる店、「sandwich a」(aの上に・・が付きます)にちょっと行ってみませんか。

 

ずっと母との2人暮らしだったアキコ(小林聡美)は、母の突然の死、

そして勤めていた出版社の理不尽な人事異動で、母の営んでいた食堂を

自分でやっていく決心をします。

自分のセンスで改装したアキコの新しいお店は、パンとスープだけという

シンプルなメニュー、お手伝いのしまちゃん(伽奈)との2人だけの小さなお店。

ある日現れた1匹のネコと暮らし始めるアキコ、そして、アキコの周りには、

楽しく世話をしてくれる、商店街の大人たち…。

【Cast】
小林聡美
伽奈
光石研
塩見三省の
美波
市川実和子
加瀬亮
もたいまさこ
岸惠子
ほか

【Staff】
原作:群ようこ「パンとスープとネコ日和」(ハルキ文庫)
監督:松本佳奈
脚本:カーゴパンツ
主題歌:大貫妙子
音楽:金子隆博
(C)2013 WOWOW INC.

私の小林聡美さん好きは、この作品から始まりました。

ドラマ形式なので、結構長いんですけれども

大好きで、結構な回数見返していると思います。

登場人物の個性が光る作品です。

 

そして、人と人の優しさ、温かさを感じる。

 

日常を大切にしたい、そんな風に思えるのです。

 

全作品に共通して思うこと

 

のんびり、ゆったり、それぞれが生きている。

ひとり、ひとり、それぞれの人生がある。

 

自然って美しい。

虫の声、水の音に人は癒されるんだなあ。

 

心を込め、誰かのために作られた食事は

とっても美味しそうに見える。

 

みんな、いろんな考えを持つ。

そして人から影響を受けつつ

成長していく。

 

当たり前の日常が・・・

実は、とても美しい。

 

素朴って、素敵だ。

 

 

色んな生き方してもいいな、そんな風に

思える。

 

心が、洗われ、心が温まる。

 

ちょっと心を開放したい!そんなかた・・・

ぜひ、紹介した作品を見てくださいね。

 

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それでは、また♪